一昨年以来、新型コロナウイルス感染症が全国的に蔓延しており、まだ収束の目処が立っておりません。そのため、感染症収束の目処が立つまでの間は、安心・安全を旨とする見地から、多数の参加者が見込まれ、かつ長時間に及ぶ参集方式による行事を自粛するとともに、その代替措置として、本年度は以下の事業を実施することになりました。
◎「弘道フォーラム2023(安房支会)」について紙上フォーラムを開催する(「弘道」(令和5年9~10月号)誌上に掲載)。
◎「弘道シンポジウム2023(本部)」について座談会を開催する(「弘道」(令和6年1~2月号)誌上に掲載)。
新教育基本法は、旧教育基本法の普遍的理念の上に日本国民として備えるべき資質を示したものである。平成18年12月開催の臨時国会で参議院本会議で可決されるまで、衆参両院において189時間30分の慎重かつ熱心な議論が行われた。この議事録集はこれらの議論をふまえ各条文毎に議論となった項目を立て、関係質問及び答弁を整理編集したもので、教育基本法改正の趣旨や内容を理解するために重要な資料として広く活用されている。
本書の内容は、尾田幸雄先生が「弘道」の平成17年5月~6月号から同20年7月~8月号まで、17回3年間にわたって連載されたものがベースになっており、それに解説、註、振りがなを付け、新書版(204ページ)となっているため非常に読み易く、携帯にも便利なように配慮されています。
書名 | 品格の原点 -いまなぜ「日本道徳論」なのか |
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訳・編者 | 日本弘道会 副会長 尾田 幸雄 お茶の水女子大学名誉教授 |
発行所 | (株)小学館 |
定価(本体) | 720円(新書版) |
西村茂樹の未収録の著作、訳述書、論説、日記等を既収録のものと共に全12巻にまとめ刊行
『増補・改訂 西村茂樹全集』の内容は、会祖西村茂樹の学問的な業績を中心に、西村思想の真髄に迫る著作です。
全12巻を平成25年3月に刊行
第1巻(著作1) 定価18,700円(税込) |
西村泊翁先生傳、日本弘道會創立紀事、日本弘道會大意、日本弘道會婦人部設立の大意、日本弘道會要領(甲號・乙號)、弘むべき道、日本道徳論、國民訓、國民訓對外篇、儒門精言、國家道徳論、續國家道徳論、道徳教育講話、道徳問答、修身講話、泊翁修養訓 |
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第2巻(著作2) 定価18,700円(税込) |
徳學講義、西國道徳學講義、社會學講義、小學脩身訓、日本教育論、或問十五條 |
第3巻(著作3) 定価20,350円(税込) |
心學略傳、心學講義、初學寳訓、女子寳訓、婦女鑑、泊翁巵言 |
第4巻(著作4) 定価18,700円(税込) |
自識録、續自識録、記憶録、建言稿、往事録、偶筆 |
第5巻(著作5・訳述書1) 定価19,800円(税込) |
讀書次第、東奥紀行、随見随筆、校正萬國史略、萬國通史 |
第6巻(訳述書2) 定価19,800円(税込) |
萬國史略、防海要論、海防新編、農工卅種家中経済、経済要旨、與地誌略、数限通論 |
第7巻(訳述書3) 定価20,900円(税込) |
泰西史鑑 |
第8巻(訳述書4) 定価19,800円(税込) |
格勒革力道徳學、吟芬氏道徳學、檸寧氏道徳學、殷斯婁氏道徳學、求諸己齋講義 |
第9巻(訳述書5・日記) 定価19,800円(税込) |
理學問答、休物爾氏徳學、査爾斯蒲勒氏要須理學、人學譯稿(査爾斯蒲勒氏)、希穀氏人心學、可吉士氏心象學摘譯、泊翁日記 |
第10巻(論説1) 定価18,150円(税込) |
論説1 明治7年から明治27年までの間に、明六雑誌、脩身学社叢説、東京学士会院雑誌などに掲載された西村茂樹の論説を収録 |
第11巻(論説2・訳述書6他) 定価19,800円(税込) |
論説2 明治28年以降の論説、教育史、求諸己齋蔵書目録、皇太子御教育建言書 |
第12巻(漢詩・書簡・語彙索引他) 定価18,700円(税込) |
泊翁存稿、樸堂小稿、漢詩・詩文補遺、泊翁書簡、雑文集、年譜、西村茂樹稿本目録、語彙索引 |
平成16年2月までの入選論文を収録した「西村茂樹研究論文集」を刊行
「日本道徳論」については、尾田幸雄先生の現代語訳がありますが、鈴木勲会長が問答形式で講演した内容を、また別の角度から西村思想の理解を助けるものと考え、資料としてまとめたものです。
定価:880円(税込)
「日本人の忘れたもの」(2000年)
「家庭の訓育を考える」(2001年)
「期待される日本人像」(2002年)
「父性と母性を考える」(2003年)
「公と私について」(2004年)
「新しい社会ルールを求めて」(2005年)
「今なぜ「親学」か」 (2007年)
「日本文化の源流を求めて」(2008年)
定価:660円(税込)
日本弘道会・日本道徳教育学会編(非売品)
日本弘道会と日本道徳教育学会は、平成20年度から平成24年度までの間、戦前・戦後の道徳教育についての共同研究を進めてきました。
本書は、共同研究の成果について、各年度毎に取りまとめたものです。
(内容の目次)
平成20年度「近代日本における修身教育―黎明期における道徳教育―」
平成21年度「近代日本における修身教育の研究―「教育勅語」渙発以前の修身教育―」
平成22年度「近代日本における修身教育の研究―「教育勅語」渙発以後の修身教育―」
平成23年度「戦後日本における道徳教育の研究」
平成24年度「5カ年の共同研究の総括」