去る令和5年10月23日（月）に、日本弘道会の主催により「故鈴木勲会長を偲ぶ会」を学士会館201号室で開催しました。

　鈴木勲先生は、文部省初等中等教育局長、文化庁長官の要職を歴任された後、昭和61年5月に日本弘道会の第９代会長に就任され、以来37年間に亘り、会祖西村茂樹の理念の実現と本会の充実発展のために努められ、本年7月16日に98歳で逝去されました。

　偲ぶ会には約50名が参集しました。開会に当たり、故鈴木勲会長のご冥福を祈って一同が黙祷を捧げた後、主催者を代表して土田健次郎副会長（早稲田大学名誉教授）が追悼の言葉を述べました。この中で副会長は、西村茂樹の精神の継承と本会の発展のための鈴木会長の数々の業績を挙げ、そのご遺志を引き継ぎ今後も本会の使命を果たしていく所存である旨を述べました。引き続き、ご遺族を代表してご子息のご挨拶、本会役員・参与・支会長等の追悼の言葉が述べられ、懇談の時間には会長のありし日のことなどが話し合われ、約2時間にわたる偲ぶ会を終了しました。

　参会者にとって、鈴木勲会長を偲ぶとともに、日本弘道会の理念を再確認する一日となりました。